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> February 5, 2017

(SONG X 042)カート・ローゼンウィンケル『Caipi (Japan Edition)』(SONG X 042)発売のお知らせ。

崇高なるジャズ・ギターの権化。カート・ローゼンウィンケルが制作に10年をかけた超大作『Caipi』がいよいよ発売されます。あらゆる楽器を自ら自在に操り、これまで自分を深く動かした音楽の要素を盛り込んだ、創造力溢れる楽曲たちが、聴くものを未知の冒険に連れ出してくれる。カートのファンを自称するE・クラプトンもゲスト参加!日本盤のみボーナス・トラック「Song for our sea」を収録!


製品情報 
アーティスト : カート・ローゼンウィンケル 
タイトル : Caipi (Japan Edition) 
品番 : SONG X 042 
フォーマット : Audio CD 
価格 : 2,500円 + 税  
ご購入ダイレクト・ボタン↓
発売日 : 2017年2月24日(金)

収録曲情報 

01. Caipi 
Kurt Rosenwinkel: guitar, bass, piano, drums, percussion, synth, voice
Pedro Martins: voice



02. Kama(Rosenwinkel/Brecker) 
Kurt Rosenwinkel: electric guitar, bass, percussion, piano, synth
Pedro Martins: voice, synth
Frederika Krier: violin
Andi Haberl: drums



03. Casio Vanguard(Rosenwinkel/Loureiro) 
Kurt Rosenwinkel: guitar, drums, percussion, bass, piano, synth, casio, voice
Pedro Martins: voice
Antonio Loureiro: voice
Alex Kozmidi: baritone guitar

04. Song for our sea  ※Japan Bonus Track 
Kurt Rosenwinkel: Guitar, Piano, Drums
Ben street: bass
Frederika Krier: violin
Johannas Lauer : Trombome

05. Summer Song
Kurt Rosenwinkel: piano, drums, bass, voice, guitar
Pedro Martins : percussion, voice, harmonium
Kyra Garéy: voice

06. Chromatic B 
Kurt Rosenwinkel: guitar, piano, bass, drums, percussion, synth, casio, voice
Frederika Krier: violin

07. Hold on 
Kurt Rosenwinkel: guitar, piano, bass, percussion, synth, casio, voice
Pedro Martins : voice, drums, synth



08. Ezra 
Kurt Rosenwinkel: guitar, piano, bass, drums, percussion, synth, voice
Pedro Martins: voice, floor tom
Mark Turner: tenor saxophone

09. Little Dream 
Kurt Rosenwinkel: guitar, piano, bass, percussion, synth, voice
Pedro Martins : voice
Amanda Brecker: voice
Eric Clapton: guitar

10. Casio Escher 
Kurt Rosenwinkel: guitar, piano, bass, drums, percussion, synth, casio, voice
Pedro Martins: voice
Mark Turner: tenor saxophone
Amanda Brecker: voice

11. Interscape 
Kurt Rosenwinkel: guitar, drums, percussion, bass, piano, casio, voice
Frederika Krier: violin
Zola Mennenöh: voice

12. Little B 
Kurt Rosenwinkel: guitar, piano, bass, drums, percussion, synth, voice
Pedro Martins: voice
Chris Komer: french horn

Artist name : Kurt Rosenwinkel 
Album title : Caipi (Japan Edition) 
Product number : SONG X 042
All songs composed by Kurt Rosenwinkel

Recorded at Heartcore studios, Berlin by Kurt Rosenwinkel
Additional recording at Big Orange Sheep Studio, NYC by Michael Perez-Cisneros
Recording assistant: Kevin Frias
Additional recording at Sear Sound, NYC, by Chris Allen 
Mixed by Paul Stacey at Strangeway Studios, London
Mastered by Mandy Parnell at Black Saloon Studios, London Artwork by Beatriz Morales


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> October 17, 2016

(SONG X JAZZ × Heartcore Records )カート・ローゼンウィンケル主宰の新レーベル『Heartcore Records』作品、取扱い開始のお知らせ。

この度ソングエクス・ジャズは、これまでも音源販売・招聘公演事業の両面を取り扱いを続けているアーティスト、カート・ローゼンウィンケル氏がドイツ・ベルリンを拠点にして、新たに立ち上げた新レーベル『Hearcore Records』作品の日本国内市場への頒布・配給権、及び招聘ライヴ・コンサートのブッキング・制作業務を担当することになりました。まもなく、そのレーベル第一弾「Caipi」(SONG X 042) についての発売日、作品詳細を公式にアナウンス予定です。

カートのオリジナル・アルバムとしては2012年11月発表「Star of Jupiter」(SONG X 013/014)以来の約5年ぶりの作品となり、その内容はほとんどすべての楽器をカート自らで担当し、これまで幅広く共演してきたゲスト・アーティストが世界中から多数参加するなど話題満載な作品です。

詳しくはこのページで、近日ご案内の予定です。乞うご期待ください!

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> May 22, 2015

14th TOKYO JAZZ FESTIVAL 出演アーティスト、サックス奏者"エリ・デジブリ Eli Degibri"の新作「Cliff Hangin'」(SONG X 032)を7月22日に発売!

ソングエクス・ジャズはこのほど、2015年9月4日~6日に東京国際フォーラムで開催される14th TOKYO JAZZ FESTIVAL(第14回東京ジャズ・フェスティバル) 出演アーティストに決定したイスラエル出身のサックス奏者"エリ・デジブリ"(Eli Degibri)の最新アルバムを7月22日(水)に発売します。力強くも艶やかなトーンが目一杯詰まった力作を引っ提げ、自身のカルテットでどのようなパフォーマンスを披露してくれるか目が離せません。


作品詳細ページで順次作品情報をアップしていきます。 → SONG X 032 



Eli Degibri (エリ・デジブリ)

 1978年イスラエル生まれ。ブルガリア人とペルシャ人の血を引くサックス奏者エリ・デジブリは、十代の頃からプロのジャズ・ミュージシャンとして活躍し大器の片鱗を見せていた。1997年、アヴィシャイ・コーエン(tp)と同じタイミングでボストンのバークリー音楽院に留学。1999年にはハービー・ハンコック「Sextet」のメンバーに抜擢され、アルバム『Gershwin's World』のレコーディングおよび世界ツアーに同行した。その後はアル・フォスター、ミンガス・ビックバンド、エリック・リード、ロン・カーター・カルテットなどに参加し、2003年にはFresh Soundから『In The Beginning』でリーダー・デビュー。カート・ローゼンウィンケル(g)、アーロン・ゴールドバーグ(p)といったニューヨーク・ジャズ・シーンの名士たちがその門出をがっちりとバックアップしている。2010年発表の『Israeli Song』にはロン・カーター(b)、アル・フォスター(ds)、ブラッド・メルドー(b)と錚々たる面子が参加し話題となった。翌2011年より『Red Sea Jazz Festival』の芸術監督に選任され、名実ともにイスラエルの代表的なジャズ・アーティストとして活躍している。最新作『Cliff Hangin' 』は2015年7月にソングエクス・ジャズよりリリース予定。




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> April 9, 2015

(SONG X 029)Picture Book + Music "Flight" Kan Fukuda + Keiji Matsui 発売のお知らせ。

森を抜け、海をこえ、街から街へと旅をする鳥たちのためのサウンドトラック。絵描きと音楽家の響きあう心から生まれた、あたたかい光に満ちた世界。

これまでにソングエクス・ジャズのオリジナル企画音源として『national anthem of unknown country - rabbitoo』(SONG X 019)、『武満徹ソングブック - ショーロクラブ with ヴォーカリスタス』(SONG X 006)、『Vinicius canta Antonio Carlos Jobim- Vinicius Cantuaria』(SONG X 028)など数々のレコーディング・セッションを行ってきたスタジオ「echo and cloud studio」。開放感あふれるドーム型の天井を持つ、知る人ぞ知るプライベートスタジオ。これらの作品は大きなアーチ状の窓からはその時々の空の色や雲の動き、光の加減などがきれいに見える、同スタジオのオーナー/エンジニアの松井敬治とリラックスした雰囲気のなか作りあげた作品とも言えます。

本作『Flight』(SONG X 029)はベーシスト、作曲家、プロデューサーとしても多方面で活躍する音楽家としての松井 敬治が、美術作品に魅せられたことがきっかけで親交がはじまった絵描きの福田 寛と作りあげた共同作品です。絵を描く福田と対峙するように、作曲から全ての楽器演奏、歌、録音、全行程を一人で行い。曲が出来る度、絵が描き上がる度に、互いの作品に触発され、ゆっくりゆっ くりと織物を織るように制作は進められました。タイトルになった『flight』というモチーフから自由に生まれた風景と音楽をお楽しみください。

尚、全商品にAudio CDに加えてダウンロードコード(24bit 96kHz WAV / Mp3)を封入し、また初回特典限定特典として先着250名さまに福田 寛による直筆絵画が付きます。






製品情報 

アーティスト : Kan Fukuda + Keiji Matsui 
タイトル : Flight 品番 : SONG X 029 
フォーマット : Book (16page ) + Audio CD + 24bit 96kHz WAV ダウンロードコード封入 
初回限定特典 : 福田 寛 ( kan fukuda )による直筆絵画つき (先着250) 
価格 : 3,000円 + 税 
発売日 : 2015年4月29日(水)
先行発売予約(Pre-Order) 
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『Flight』Interview to Keiji Matsui + Kan Fukuda 

 ベーシスト、作曲家、プロデューサーなど多方面で活躍する音楽家の松井敬治。彼がみずからエンジニアを務める「echo and cloud studio」は、武蔵野の住宅街にある。井の頭公園からもほど近い閑静な一角。豊かな木々に囲まれた建物はもともと設計事務所だったそうで、いまから10年ほど前、松井が友人たちの力を借りつつほぼ手造りで改装した。開放感あふれるドーム型の天井を持ち(高さは7メートル!)、大きなアーチ状の窓からはその時々の空の色や雲の動き、光の加減などがきれいに見える。訪れた演奏者たちが、まるで親しい友人宅の居間にいるようにくつろいだ気分になれる、知る人ぞ知るプライベートスタジオだ。

 気密性の高い都会のレコーディングスタジオとは真逆ともいえる、風通しのいい空間。親密な雰囲気とアコースティックな響きに魅了されたミュージシャンは国内外に少なくない。例えばカエターノ・ヴェローゾの"盟友"として知られるヴァニシウス・カントゥアリアもそのひとり。ツアーで日本を訪れた際に温かい音色に惚れ込んだこの異能のシンガー・ソングライターは、アントニオ・カルロス・ジョビンに捧げる最新作『Vinicius canta Antonio Carlos Jobim』のベーシックトラックを「echo and cloud studio」で録音した。また2011年にJR九州新幹線開通のキャンペーンソング「Boom!」がYouTubeで大ブレイクしたスウェーデンの女性シンガー・ソングライター、Maia Hirasawa(マイア・ヒラサワ)も、この場所の大ファン。同曲を収録した日本デビューアルバムも日本パートのレコーディングは松井が手がけている。いまも来日時にはふらりと遊びにきて、弾き語りを吹き込んでいったりするそうだ。住宅をDIYで作りかえた場所だから、もちろん爆音は鳴らせない。むしろ小さな音を繊細に聴き分け、ある場所固有のアンビエンスにこだわる音楽家たちの"隠れ家"として、記憶に残る演奏を生みだしてきた。

 本作『Flight』はそんな愛すべきプライベート・スタジオを用いて、松井敬治自身がひとり5年ごしで制作したアルバム。天窓から射しこむ柔らかい光と、居心地いい空気をそのまま真空パックしたような、愛すべき作品集だ。世の中には、家の気配と分かちがたく結びついた名盤というものが存在するが(例えばザ・バンドの『Music From Big Pink』や、ザ・ローリング・ストーンズの『Exile on Main St.』などを想起してほしい)、穏やかなインストゥルメンタルが主体の本作もまた、その系譜に連なる1枚と言えるだろう。収録された13のトラックはそれぞれ違うリズムや構造を持ちつつ、どこか共通の手触りを感じさせる。やさしく人の温もりがあって、リスナーを励ましてくれる明るいトーン...。さまざまな楽器の音色とスタジオ固有の残響とが溶けあって、聴くほどに「この場所でしか生まれえない世界」が見えてくる。けっして声高ではないけれど、聴き手のなかに心地よい映像を喚起してくれる音楽。『Flight』というアルバムが稀有な魅力をたたえている秘密は、そこにこそあると筆者は思う。

 そして今回、そのインスピレーションを根底で支えているのが、共作者・福田寛のすばらしいアートワークだ。ふたりの出会いは2003年のこと。あるバンドをプロデュースするにあたってCDジャケット用のイラストを探していた松井が、行きつけのカフェの併設ギャラリーでたまたま福田の展示を見かけたのがきっかけだった。松井いわく「ポップさとアバンギャルドさが絶妙に共存し、可愛いのになぜか毒気もある」画風に惹かれ、その日のうちに意気投合。以来、親交を深めながら「一緒になにかやりたいね」と話し合ってきたという。『Flight』のプロジェクトが動き始めたのは2010年。そこに込めた想いを、松井は次のように振り返る。

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「豪華なリーフレットが付いたCDというのは、よくありますよね。でも僕らが創りたかったのはそういうものとは違う。音楽と絵が完全に等価なものとして響き合い、どちらか一方が欠けても成立しないような世界です。もともと彼の絵には、同じ表現者として嫉妬を覚えるくらいに強く惹かれていましたし。付き合いが深まるにつれて、尊敬の気持ちも強くなっていった。ちょうどその頃、福田くんが絵本を描き始めたこともあって...。共作という形でふたつを融合できれば、特別なものが作れる気がした。それで声をかけたんです」(松井)

 楽曲を説明するイラストレーションでもなければ、絵の内容にぴったり沿ったBGMでもない。音楽家と絵描きがそれぞれ自由に想像力を羽ばたかせ、互いにインスピレーションを与えながら豊かになっていく世界──。やがてふたりの間で、「Flight=空を飛ぶこと」というモチーフが自然に浮かんできた。福田によれば、当初のやりとりはこんな感じだったそうだ。

「たまたま見つけた海外の古い雑誌に、『飛行』にまつわるイメージをランダムに集めたものがあって......それがとってもチャーミングだったんです。言葉そのものにも広がりが感じられて、それこそ想像力次第でどこまでも飛んでいける。明るくてポジティブな語感もいいよね、というような話もしたと思います。それでまず僕が、ラフスケッチを描いて松井さんに渡したのかな。小さな鳥たちが森の中を抜け、街の上空を飛んだりしているごく簡単なスケッチ。そこから少しずつ、時間をかけてキャッチボールが始まりました」(福田)

 柔らかなタッチの水彩画には、文字も文章も入っていない。だが、旅する鳥たちの絵をひとつひとつ眺めていると(まるで美しい風景に触発されたように)いろんな物語が浮かんでくるから不思議だ。空を飛ぶ喜びと、新しい世界への希望。ふとした瞬間に感じる不安や孤独、ちょっとした哀しみ。めぐりゆく季節と別れ、そして次なる出会い。一見、牧歌的な色彩の後ろ側には、驚くほど生っぽいエモーションが見えかくれしたりもする。

「僕はもともと彫刻など立体造形を手がけていて、絵を描き始めたのは人よりかなり遅かったんですね。絵本に取り組むようになったのはさらに最近で、いまも悩みつつ続けています。大きなキャンバスで自由に手を動かせる絵画と、ある程度決まった寸法に収めなければいけない絵本とでは、アプローチがまるで異なる。全体で大きな流れを作りつつ、自分でもコントロールしきれない余白的な部分をいかに残せるか──。自分にとってそこは現在進行形の課題だと思います。ただし、言葉に頼らず何かポジティブなものを伝えたいという気持ちだけは昔から変わらない。手法として毒っけを用いることはあっても、表現というのは究極的には明るい方を向いてなきゃいけないと僕は思うんですね。『Flight』を共作して一番嬉しかったのは、松井さんがそういう想いをちゃんと掬いとり音楽で表現してくれたこと。上がってきた曲の完成度に驚き、ときには打ちのめされ、何度もスケッチし直したのを覚えています」(福田)

 もちろん苦労したのは画家だけではない。音楽家は音楽家で、絵本に喚起された記憶や感情をひとつひとつ丁寧に音に置き換えなければいけなかった。その行程は機織りにも似て「とてつもなく細かく手間がかかった、もう二度とできないかもしれない」と松井は笑う。

「曲想はわりあいすんなり出てきたのですが、いざディテールを作り始めるとひとつのテイクを作ってはやり直し、作ってはやり直しの繰り返しで......とにかく時間がかかってしまいました。2011年3月11日の震災を挟んで、おそらく多くの人がそうだったように、自分がすべきことを見つめ直した期間も長かった。ただ、あの大きな出来事を経験し、すさまじい言葉の応酬なども目の当たりにした後で、結果的には『たとえ小さくても聴く人が安らげる、灯りのような音楽にしよう』と思えた気がします。もし聴いた人がこのアルバムに柔らかい光を感じてくれるのだとしたら、そういった心情の変化も影響してるんじゃないかな」(松井)

 ギター、ベース、ドラムス。ピアノとオルガン。コントラバスとチェロ。さらにはフルート、コルネット、コーラスワークまで。本作に収められた全パートは「echo and cloud studio」で松井自身が生演奏した。もちろん録音やミキシングもすべて自分で担当。人の手を一切借りず、慣れない楽器にもあえて挑んだのは「福田くんと孤独を分かち合いたかったから」。

「絵を描く人は基本、作業中はずっと自分と向き合わなきゃいけないわけですよね。今回は僕もそれにならって、ひとりでどこまでやれるか試してみたかった。しかもサンプリングは使わず、このスタジオ特有の響きを生かして、すべてのパートをアコースティックで録音するというのが音楽的なコンセプトでした。この機会に欲しかったチェロを買って、運指の練習から始めたり。中学校のブラスバンド以来、数十年ぶりにコルネットを吹いてみたり(笑)。パートによってはなかなか納得いくパートが録れず、100テイク以上重ねたこともありました」(松井)

 まずはギターやピアノで曲の軸となる旋律を奏でて、そこに膨大なパートを塗り重ねていく。かつてはOWL、the primroseなどオルタナ色の強いバンドを率い、内省的でエモーショナルなサウンドを得意とする松井にとって、これはまったく新しい経験だった。

「過去の自分と果てしなくセッションを重ねている感覚というか......少しずつ色彩を加えながら目指すべき絵本のイメージへと近付けていく、いわば絵画的アプローチだったかもしれません。自分の中にあるネガティブな音像を一度すっかり取り払い、聴いてくれた人がホッとするような明るい色で曲を描いていくのは新鮮な作業でした。しかも今回、自分ひとりでミュージシャンとエンジニアを両方こなさなければいけなかったので。それぞれのこだわりや思い入れが、自分のなかで分裂してしまうケースも少なくありませんでした。まさに行ったり来たりの繰り返しで、セルフプロデュースの難しさを痛感しました」(松井)

 だからこそ、と言ってもいいだろう。自分の内面としっかり向き合い、膨大な試行錯誤の末に紡ぎだされた『Flight』の収録曲はどれも、シンプルでありながら繊細な美しさを湛えている。例えば「Aメロ、Bメロ、サビ」という分かりやすい定型ではなく、まるでたゆたう波のように、いくつもの旋律が響きあって進んでいく構造。そのオーガニックな印象は、まさに福田が描いた絵の質感をそのまま表現しているようだ。

「制作中に迷ったときは、いつも絵本を眺めるようにしていました。そこに描かれた鳥たちは、森を抜け、山をこえ、ときには海をわたって街から街へと飛んでいく。そして多くの『Hello』と『Good-bye』を重ねながら旅を続けていきます。その姿は、もしかしたら僕やあなたの人生に似ているかもしれません。このアルバムはある絵描きと音楽が心を響きあわせ、そんな鳥たちがいる風景のためのサウンドトラックとして作ったものです。決まったストーリーはありません。手に取ってくれた人が想像力を働かせ、ページとページの間を自由に埋めてそれぞれの旅を体験してくれれば、送り手としてこんなに嬉しいことはありません」(松井)

Interview & text by 大谷 隆之 Takayuki Otani 



Artist Profile 

Kan Fukuda  福田 寛 絵 

2000年より絵画制作をはじめ、雑誌、CD等のイラストの仕事を経て、近年絵本制作をはじめる。
2013年 第19回おひさま大賞(小学館)最優秀賞) 第7回武井武雄記念日本童画大賞 入選
2014年 第30回日産童話と絵本グランプリ 佳作(絵本部門) 6回日本新薬こども文学賞 最優秀賞(絵本部門) 第16回山田養蜂場ミツバチの童話と絵本コンクール 優秀賞(絵本部門)



Keiji Matsui  松井 敬治

1991年フォーライフレコードよりOwlのベーシスト、コンポーザーとしてデビュー。アルバム4枚を発表後、93年ロンドンにて、イギリス人、アイルランド人とともAlexander Wonderkingのベーシストとして活動。95年、日本をベースにthe primroseを 結成。Gods pop recordより5つのアルバムを発表。2001年「abyssal」はシューゲイズ、ポストロックバンドからのリスペクトは少なくない。プロデュースワーク、CM、映画、メディアアートなどでも音楽を担当。2011年以降、ポップフィールドでは、スウェーデンのアーティスト、マイアヒラサワのベーシスト、エンジニアとしても貢献。昨今は、Vinicius Cantuariaに起用されるなど、echo and cloud studioでのレコーディングエンジニアとしても活躍中。



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[Release Information]

> December 20, 2014

Merry Christmas ! (SONG X 024)Ann Sally - O Holy Night 「さやかに星はきらめき」ダウンロード販売のお知らせ。

弊社ソングエクス・ジャズはこのほど、ハイレゾ音源配信サイトを運営する e-onkyo music とコラボレートし、NTTドコモの最新スマートフォン機種(リンク参照)で無料ダウンロード可能な楽曲として『Ann Sally - O Holy Night 邦題 : さやかに星はきらめき』(SONG X 024)を2014年のクリスマス・シーズン用のキャンペーン・ソングとして提供しました。尚、同機種をお持ちになられていない方々は、e-onkyo musicのサイトより、WAV 96kHz / 24bit or FLAC 96kHz / 24bit で各 ¥309 (税込)でご購入可能です。

アン・サリーの仲間達と手作りでごく最近録音されたこの曲は、クリスマス・キャロルとして世界中で知られている名曲。数多くあるクリスマス・ソングよりアン・サリー自身が選曲し、録音はシンガー・ソングライターとしても活躍する笹倉慎介氏が運営する、guzuri recording house (埼玉県・入間市)で行われたものです。

今年ももう数えるほどになりました。アン・サリーの心温まる歌声とともに素敵なクリスマスをお迎えください。

Ann Sally : Vocal 、小池 龍平 : Guitar 、小林 創 : Piano / Organ 、飯田 玄彦 : Trumpet

Recording and Mix Engineer : 笹倉慎介 at guzuri recording house

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[Release Information]

> June 22, 2014

(rabbitoo)ファーストアルバム「national anthem of unknown country」が欧州全域で発売開始!

弊社ソングエクス・ジャズはこのほど、パリに本社を置くフランスのレーベル"Naïve"社と、今年2月に日本国内に向けて発売したオリジナル作品「rabbitoo/national anthem of unknown country」(SONG X 019)の欧州全域に渡る同作の販売権について契約を締結しました。これにより同作品はフランス国内市場を皮切りに、欧州全域に渡る市場で順次発売されることになります。厳寒の今年1月下旬、同社を訪ねた際、先方ディレクターに聴かせるや否やすぐに反応があり今回の発売に至りました。知名度こそまだ低いものの、欧州の関係する各メディアからは早くも注目が集まりはじめています。

また現在、2015年中には欧州公演ツアーが実現できるよう調整を続けています。ますますrabbitooの今後の活動から目が離せません!

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> October 26, 2012

(SONG X 013/014)カート・ローゼンウィンケル「スター・オブ・ジュピター」発売のお知らせ。

ジャズ・ギターを拡張せよ!カート・ローゼンウィンケルの新たな挑戦。7年ぶりのオリジナル・スタジオ録音作品「スター・オブ・ジュピター」が遂に11月21日(水)発売!

 ソングエクス・ジャズより、2012年を締めくくるにふさわしい話題作の登場です!ジャズ・ギターの世界をぶっちぎりでリードする、"皇帝"カート・ローゼンウィンケルの最新作は、前作「DEEP SONG」(2005年)以来、実に7年ぶりとなるオリジナル・スタジオ録音作品。その名も「スター・オブ・ジュピター」(SONG X 013 / 014)が、11月21日(水)に発売されます。

ジャズという枠を遠く置き去りにしながら、常に新たな世界を切り開いてきたカート。今作では、昨年結成した新カルテット率い、「宇宙」をテーマに新境地を聴かせてくれます。ピアノに、ブルー・ノート他からリーダー作もあり、近年はジョジュア・レッドマン率いる「ジェイムス・ファーム」のメンバーとして活躍するアーロン・パークス(ピアノ)。ドラムスにブランフォード・マルサリスがレギュラー・メンバーとして大抜擢したことで一躍注目を浴びる若干20歳の超新星ジャスティン・フォークナー。ベースには、もはやファースト・コール・ベーシストとしての地位を確立し、近年のカートの音楽のボトムを安定感をもって支えてきたエリック・レヴィス。この強力カルテットは、2012年初頭に行なわれたヴィレッジ・ヴァンガード(ニューヨーク)での連続公演を行ない、そのクオリティとオリジナリティの高さにニューヨークの音楽ファンを圧倒、いまかいまかとアルバム制作が待たれていました。 

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写真左より ジャスティン・フォークナー(ドラム)、カート・ローゼンウィンケル(ギター)、アーロン・パークス(ピアノ)、エリック・レヴィス(ベース)

その待望の録音は、まだ路面も凍るほどの寒さが残る2012年3月上旬のニューヨーク郊外のスタジオで、名匠ジェームス・ファーバー(録音エンジニア)を迎えての約一週間の合宿を通じて行なわれました。音楽のみに没頭できる絶好の環境のなかで現代ジャズ界において最もクリエイティブな4人が、それぞれそのポテンシャルを爆発させ完成したのが、本作「スター・オブ・ジュピター」なのです。 

ジャズギターのリーダーとして不動の地位を築くカートですが、そこに安住することなく、「スター・オブ・ジュピター」では聴き手を未踏の<宇宙>へと連れ出してくれます。現代音楽シーンにおける最も果敢で、最も冒険心に溢れたカルテットとともに、地球外旅行に、いざ旅立て!  

また、本カルテットによる来日公演を2013年3月に開催する予定です。詳細の発表は、間もなく当サイトにて。

作品詳細ページはこちらよりお進みください。→ SONG X 013/014



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> September 8, 2012

NØ NUKES JAZZ ORCHESTRA: amazon.jpでのご購入についてのお願い

ただいまamazon.jp内にて、NØ NUKES JAZZ ORCHESTRA(SONG X 009)のCDが、当社とは無関係の業者によって定価の倍近い価格で販売されていることが、9月7日に発覚いたしました。 


現在当社から出荷した定価商品(税込2100円)がamazon.jp内において品切れ状態となっており、追加の発注を待っておりますが、その隙を縫ってこのような暴利行為が行なわれているものと思われます。 

この事態を受け、現在amazon.jpに厳重な抗議を申し入れておりますが、週末ということもあり、何ら返答をいただけず身動きの取れない状況となっております。 本商品にご興味をもたれたみなさまにはご不便をおかけして大変恐縮ではございますが、現在amazon.jpにおいてCDを販売している「緑ブックス」なる業者から当該商品をお買い求めになることは、お客さまの不利益となりますので、お買い求めにならないようくれぐれもご注意をお願いいたします。 

NØ NUKES JAZZ ORCHESTRAのCDにつきましては、当ウェブサイト、およびtower.jp、hmv.co.jpほかの他社のオンラインストアにて定価(税込2100円)にてお求めいただくことが可能ですので、こちらをご利用ください。 

amazon.jpに対しましては、今回の事態に関する説明を受け取った上で、今後の対応を検討したいと考えております。このたびは不測の事態により、みなさまにご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございません。 

ご理解いただけますよう心よりお願い申し上げます。 

2012年9月8日 株式会社 ソングエクス・ジャズ

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[Release Information]

> July 24, 2012

( SONG X 011)おおたか静流の新作「IKOR」の販売及び、アルバム発売記念ツアーのお知らせ。

前作「Serenade」(2008年)から約4年ぶりとなる本作は、アイヌの古い諺にインスピレーションを受けて形になり出した歌たちが、3.11を越えてアルバムという形で刻み込まれた。この言葉を、女としての自身と、生み育ててくれた母と、そして全ての女たちに捧げたい。傷ついた時も、迷った時も、生まれたことに誇りを持って歩いていってほしい、とおおたか静流は歌う。IKOR(イコロ)は、アイヌ語で「宝もの」という意味である。

おおたか静流自らがフル・プロデュースした本作品は、日頃からの活動も支える名手たち、鬼怒無月(ギター)、内橋和久(ギター)、水野俊介(コントラバス)、大友剛(ピアノ他)、黒田京子(ピアノ)、張紅陽(ピアノ他)、吉森信(ピアノ)、向島ゆりこ(ヴァイオリン、ヴィオラ)、 三宅純(トランペット)、浦山秀彦(パーカッション)、瀬藤康嗣(プログラミング)に加えて、タイトル曲「IKOR」(イコロ)、チャップリンのカヴァー「スマイル」には昨年発売された弊社のオリジナル作品『武満徹ソングブック』(SONG X 006)で初共演が実現しその後意気投合した、ショーロクラブの三人、笹子重治(ギター)、秋岡欧(バンドリン)、沢田穣治(コントラバス)が参加!技術陣も録音・編集ミックス・エンジニアに弊社でも数作に関わっている鎌田岳彦氏、マスターリングにはオノ・セイゲン氏(Saidera Mastering)を起用した渾身のニュー・アルバム。

詳細は、おおたか静流オフィシャル・サイト → www.sizzle-ohtaka.com

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《CDご購入方法のご案内》 (2012年8月1日よりSONG X SHOPにて予約開始!)

 本作品はおおたか静流のコンサート会場 & SONG X JAZZ web 限定販売となります。CD・レコード店、及びネット通販などでの一般販売の予定はございません。お買い求めのお客さまは、弊社SHOPページより、ご購入お手続きに進んでいただきますと、クレジットカード決済 ( ヤマトフィナンシャル )、及び銀行振込みにてお買い求めいただけます。

SONG X SHOP ご購入ページはこちら↓

※ ご購入手続きを済まされた方を予約対象者とさせていただきます。
※ 発送は発売日(9月9日)以降となります。

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《IKORアルバム発売記念ツアー》 

また、この新アルバム「IKOR」の発売に合わせてアルバム発売記念ツアーが決定しました。

9月18日 京都
9月19日 佐賀/佐賀市
9月20日 長崎/対馬市
9月21日 福岡/福岡市
9月22日 宮城/石巻市
9月23日 東京/青梅市
9月24日 東京/青山
9月27日 徳島県/徳島





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> June 24, 2012

(SONG X 009) NØ NUKES JAZZ ORCHESTRA(ノー・ニュークス・ジャズ・オーケストラ)発売のお知らせ。

弊社ソングエクス・ジャズより昨年7月に発表した「武満徹ソングブック/ ショーロクラブ with ヴォーカリスタス」(SONG X 006)から一年、11月に発表した「u・ku・lu / tamamix」(SONG X 007)から約半年ぶりにオリジナル録音作品を発売いたします。

2011年3月11日の東日本大震災以降、私たちは音楽家・沢田穣治氏を中心にさまざまなアーティストたちとともに、自分たちがこうした事態を前に一体何ができるのかを自問してまいりました。
そして、音楽に関わっている以上、言葉ではなく、音楽そのものを通じて、この1年半余りのさまざまな出来事や、個々人の感情、あるいは思考の起伏に、ひとつのかたちを与えることが、わたしたちにできることだと考えるにいたりました。
あわよくば、それが美しいかたちをとって立ち現れることを願いながら、本作の制作は進められました。ここには、言葉で結論づけられるような「答え」はありません。むしろ、聴かれた方の胸の内に何かしらの「問い」が宿るようにとの願いとともに、本作「NØ NUKES JAZZ ORCHESTRA(ノー・ニュークス・ジャズ・オーケストラ)」は出来上がりました。 

株式会社 ソングエクス・ジャズ 

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ときにグロテスクに、ときに美しく綴るポスト・フクシマの音風景。 
ジャズに託された絶望と希望のマニフェスト。 

 2011.3.11- 巨大地震によって引き起こされた未曾有の事故から 1 年半。ジャズ はいま、何を語り、何を訴え、何を歌うことができるのか。鬼才コンポーザー/アレンジャー/ベーシスト沢田穣治がプロデュース・コンダクターをつとめる「NØ NUKES JAZZ ORCHESTRA」(ノー・ニュークス・ジャズ・オーケストラ)。

沢田の呼びかけにより、旧知でもある芳垣安洋(ドラムス)、岡部洋一(パーカッション)のリズム隊を筆頭に、沢田のサウンドには必須の弦楽ストリングス・クアルテットと、あらたに 管楽器隊としてサキソフォビアの4管アンサンブル、ピアノには南博、自身も在籍するショーロクラブ、南米ブラジルからは長い共演歴をもつヘナート・モタ&パトリシア・ロバート。さらに欧州ベルギーからはエリック・レニーニ、フランス・パリからはノエル・アクショテ、英国からはサイモン・フィッシャー・ターナー、そしてヴォーカルには、おおたか静流 とアン・サリーが等が参集。 エンジニア陣は録音・編集・ミックスに鎌田岳彦氏、マスタリングはオノ・セイゲン氏(サイデラ・マスタリング)を起用。

当代きっての名手・辣腕音楽家、技術者、ジャケット・アートワークとともに、ときにグロテスクに、ときに美しく紡ぎ上げられたポスト・フクシマの音風景。ジャズに託された絶望と希望のマニフェスト。

作品詳細ページはこちらよりお進みください。→ (SONG X 009

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2012年7月11日(水)より、全国のタワーレコード店舗にて店頭先行販売開始をいたします。(特典ステッカーつき)また、タワーレコード・オンラインショップでも販売をいたします。

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一般発売日(2012年8月11日)より前に弊社ネット通販ショップ「SONG X SHOP」で「NØ NUKES JAZZ ORCHESTRA(ノー・ニュークス・ジャズ・オーケストラ)」をご購入いただいたお客さまを対象に、先行予約期間限定で送料無料キャンペーンを実施いたします。

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