2022.4.30 sat. 22:00〜
Kinzan Jazz Festival - Quiet Brilliance 2021

2021 年 12 月、石川県小松市にある九谷焼上絵付を専業とする窯元・錦山窯で開催された〈Kinzan Jazz Festival -Quiet Brilliance 2021-〉。歴史が培った伝統技法と意匠を継承するための活動の一つとして 2019 年に併設された「ギャラリー嘸旦(むたん)」にて『工芸と音』の共演が実現。

前衛的な姿勢で豪華絢爛な金彩を施した工芸作品と向き合う音楽家たちの視線を、写真家・蓮井幹生氏が捉えた映像作品版となって、このたび、ユネスコ国際ジャズ・デーに開催される「Jazz Auditoria Online 2022」に出展します。2022 年 4 月 30 日 22:00 からのプレミア公開となります。

Act 01 「HEART OF GOLD」
須川 崇志 cello, contrabass

五彩を駆使した絢爛豪華な絵付、金彩の技法を得意とし代々「金」を使った作品を守り続けている錦山窯。「金」を用いた緻密で繊細な表現への挑戦、絶えず変革を織り交ぜながら伝統技法に取り組んできた職人たちの「真摯で豊かな心」へのオマージュ。

Act 02「LETTERS」
松丸契 saxophone
伝統の文様を、新たなデザインに落とし込むという作業は、現代の職人にとって技術習得の場になるとともに、先人からの無言の「手紙」を読み解くことかもしれません。受け継がれてきた技の継承、そこに新たな価値を与える創造への手向け。

Act 03「MUGA」
類家心平 trumpet, electronics

石蔵の中に眠る古作から立ちのぼる職人の息づかい、交わされたであろう古の職人たちの無言の会話を紡ぐ「無我」へのメッセージ。

企画・制作 : 錦山窯 / Soldum Inc. / SONG X JAZZ / Creative & Calm
オーガナイザー:吉田幸央(錦山窯)
制作 : 深澤 絵(Soldum Inc.) 
プロデューサー : 宮野川 真(SONG X JAZZ)
アソシエイト・プロデューサー :
中原 寛法(SONG X JAZZ / Creative & Calm)
撮影 : 蓮井幹生
映像編集 : 蓮井幹生 + 宮野川 真
サウンドディレクション : 山口宜大(Magic Mill Sounds)

SONG X JAZZ は、4 月 29 日(金)、30 日(土)のユネスコ国際ジャズ・デー「International Jazz Day - UNESCO」に賛同し今年も開催される「JAZZ AUDITORIA ONLINE」に映像作品『SONG X Folklore Session 2021』『Kinzan Jazz Festival - Quiet Brilliance 2021』の 2 作品で参加します。